治るのか…。
我家の次男坊。現在小学5年生。
チック症が見られたのは、小学校入学してから。
長男は一時的に瞬きが頻回になっただけで、一過性のもので済んだが次男は次々と症状が出る。
●原因
・これまで、原因は心因性や生育環境と言われてきましたが近年では「遺伝」の関係性や神経の病気も否定できないということがわかっ てきました。脳の「大脳基底核」に何らかの障害があると考えられ、脳から分泌されるドーパミンの過剰分泌が影響している、と言われています。でも、それだけが原因ではなくやはり心因性(ストレス、緊張)、環境要因も関与していると言われています。
●症状
・不随意運動(無意識)である。
(運動性チック)
・瞬き、首振り、顔しかめ、口すぼめ、肩上げ、口を開けるなど上半身によく現れる。
・飛び跳ね、足踏み、足蹴りなど全身に及ぶ。
(音声チック)
・咳払い、鼻ならし、叫び、単語を連発する。
・アッ、オッ、フッと発声する。
・大声を出す。
・高音の短い発声。
・自分の言葉を繰り返す。
・舌打ちをする。
(トゥレット症候群)
・複数の運動性チックと音声チックを伴い、1年以上症状が続くもの。
●診断
・小児科や心療内科で診断基準を用いて診断されます。
・18歳未満で4週間以上持続するもの。
・種類と持続時間により、3種に分類される。
・トゥレット症候群では40%以上に注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害を合併します。
●治療
・本人、家族、周囲の人に症状を理解してもらう。
・チック症状がでても気にしない。本人はやりたくてやっているわけではなく、
不随意運動である為周りが叱ったりやめさせようとするとかえって気にしてそれがストレスになってしまいます。
特に、家族は気になって気になって仕方ないのですが…見守りましょう。
・基本的に薬物療法は行わないが日常生活に支障をきたすと診断された場合は、小児科や心療内科、精神科で一般的にはドーパミンの
過剰分泌を抑制する、ハロペリドール等を処方されることが多いようです。
・本人が熱中できるものを見つけ、緊張や不安を軽減させる。
・多くの場合、発症から1年以内に自然と治まります。
チック症は、癖や悪ふざけ、ワザとやっているなどと誤解され辛い経験をする場合も少なくありません。
周囲の理解が大切です。様子を見ても症状が長期化、悪化する場合は医療機関を受診しましょう。
🍀我家の次男の症状は1つ治まったと思えば新たに1つ現れの繰り返しで、過去に何年かはふと気づくと治ってたりもしたので未だ様子を見ています。
同じく悩んでいる方の為にも今後、何か発展があればまた報告します(‘◇’)ゞ
焦らずに、ゆるく、がんばっていきましょうね🍀